2013年01月31日
父は頭が良く、仕事人間で家にユックリする事も少なく しかも早く亡くなり私には恐れ多い存在だった。
その父のお陰で不自由もなく嫁に出るまで祖母に育てられたのだが。
しかし 医業の傍ら「絵」を描く 父の弟の叔父は子供がなく とても私を可愛がって
くれ 「絵」への道も開いてくれた。
晩年 田舎の家に電気窯を段どりして陶芸を楽しんだ。「絵」を描くから なかなか味が
あると思ったがいびつなものもある。 私はそれを沢山貰っているが、「絵」を描く者
同志の暖かい接触を懐かしんで 私はうちのアチコチにちょこっと置いている。
私が叔父の田舎の家に行った時透析を自分でした、その後 ミロの(リト??)を
箱から出し大事そうに真っ白な手袋をはめ 私にだけそーっと見せてくれた。
その時の叔父の顔 私が幼児の時 、大好きだった叔父と私に、戻った様な顔でした。


叔母には時々、電話するが・・・叔父はもう、いません。
絵は晩年の叔父の「絵」です。
