●作品について●

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髙橋佑理


ホーム絵描き日記母の七回忌・・
絵描き日記
母の七回忌・・
2013年10月26日
   

今日は故郷の丘の上のお寺様、その裏の墓地で後添えの母の
七回忌が行われるが体調の悪いという主人を残して行く
というわけにもいかず欠席する。
私の生母は赤ん坊の時に病気で実家に帰り そのまま亡くなったが
後の母は90過ぎまで生きた。しかし彼女は父が早世の後、
弟達を育てるのに苦労した。
うちの実家の母達は今の私よりも本当についていない、と思う。
しかし 頑張って生きたこの母は素晴らしいと思う大変だっただろうが。
私にはとても優しい母だった。微笑む顔しか見せなかった。
晩年は毎年 秋に私達夫妻と一緒にこのお墓参りをするのを楽しみ
にして待っていた。。
私はその時の母との思い出が法事よりも貴重で懐かしい。


生母は私を祖母に預け私はそのまま大きくなったが上京して
伯母から聞いた話では母は「絵」が好きで画材を沢山、
嫁に持って来たが嫁の立場でその願いはかなわなかった、との事。

祖母に気ずかい母は私に優しく接してくれた、そういう私が一番
得をしたような。。
以前、或る先生に私は優しい?、、と言われた事があるが、
それはお祖母ちゃんッ子で意気地なしで優しい母に育てられ
世の中を知らないままに生きて来たからだと思う。
間抜けで人には反論せず、いい人には頼る、そういう私で。。
それでこの年まで生きてきた。幸せに。
息子達を上手くは育てていない、彼等は自分でそれぞれに。
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