絵描き日記

画像: 思い出の壺。

思い出の壺。

2013年01月21日

私は父の後添えである母の晩年、主人と二人で毎秋 岡山の宅を訪ねる事をしていました。余り人の出入りもなく ヒッソリ暮らしていた母。 私達の来訪を喜んでくれた。
一緒に広島県の山の上のお墓参りをし 母はそれを楽しみにしてくれていたと思う。

その時 私達のお喋りで益子の「浜田庄司館」を訪ねた事を話した。 実家にも浜田の四角の壺が以前からあったのだが。。。その言われは何も知らなかった。
母は私に、これは亡父が祖母に私達孫娘、二人を育ててくれたお礼に贈った物との事と言った。私は全く初耳だった。
母は後に、それを私に送ってくれ、「うちに置いていてもそのいきさつを知っている人は居ないので・・・」と。  今年の秋は七回忌になる。 優しい母だった。

10年も前になりますが東光展、 会員推挙して頂いた作品 P100号「一隅」です。
 壺が緑になりました。


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