絵描き日記

画像: *油絵と私*

*油絵と私*

2015年03月19日

生母が早死して私は父方の祖母に赤ん坊の時預けられ
父は兵隊の後仕事に忙しく他の地で頑張っていた、、
祖母にはそのまま嫁ぐ迄 何の不自由も不満もなく頼り甘えて
可愛がられて育った。
それは今の私の人間形成そのままのような気がする、幼児の頃から
祖母は私が紙に絵ばかり描いて 内べんけいなのを気にしながらも
時々来る叔父、医者で絵描き、の言う、佑理は絵が好きと言う事を
考えてくれた、内気な私を心配しながら、女子学園の中、高校でやっと自立?
高校の美術部に入り 友人のを見て油絵の道具が欲しいと言った。


叔父は油絵道具一式を揃え自分のお古もまぜ 私が描けるようにしてくれ
叔父の友人で元東光会、その時は自由美術の大きな赤い抽象画のある
アトリエへ連れて行ってくれた、
それからが私の油絵の世界が、広がる、今も良くして下さる、東光会の
先輩方とも親しくなり 楽しい画塾で油絵の初歩を学ぶ・・
今、東光展で年に一度はお会いする。

頼れる方にはとことん頼る、おばあちゃんッ子の典型ですね。私は、
後に聞いた話では生母も絵が好きであった、との事、嫁ぐ前は、、

私が東京に嫁ぎ 故郷の先輩の先生は折々に東光会の先生方
を紹介して下さり、
主人も理解、キャンバス張り、額付け等の世話をしてくれる、、
そのお陰で家族も理解してくれ、なんて幸せものでしょうか?

何のとりえもない私ですが社会に出る事もなく 10年の育児ブランクの後、
ズット油絵を描いて・・・100号から今は30号と小品、今はそれで良い、、


現在ご指導頂いている大先生ご夫妻、16年余り、沢山の「絵」の事学んでいます。
素晴らしい出会いでした。

  大先生から、お葉書の一部分に*絵が好きであること描き続けられる幸せ
  を体得しておられますね、楽しく描いて下さい*
 
  奥様先生は*佑理さん、これからも味のある あたたかい絵を
  楽しみにしています*と、
私にとり素晴らしい出会いの先生方です、、
  


奥様先生のシャンソンを聞きながら書いていますがとても元気を貰います、、
又、リサイタルの予定との事、絵と歌に魅せられてアクリル水彩画素晴らしい。
これから4月25日から東光展、先生方はじめ皆様にお会い出来る事でしょう、、

   
上のポスターは昨年の第80回の時の大先生のお作品です。
     


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