絵描き日記

画像: 昔のむかしの。

昔のむかしの。

2013年11月15日

私は昨年のお正月、いや近年のおせちも手抜きになり
かと言って既成のものは買いたくはない。自分のが良い。
手の込んだうちのブリのお雑煮は大人数には作るのもうやめると
私は宣言していた。立って沢山の野菜切りやると腰がきついので。
お正月は毎年、息子達、嫁達、孫たちも 新年の挨拶に
来てくれるのだが、主人の父、母も加わっていた時もあり 
大家族の主婦を随分やった。。。
もうこの辺で二人ユックリした新年を迎えたい。

それで嫁達にお屠蘇用品を使って貰えるかと連絡して見た。
うちには小ぶりの実家の祖母から貰っているのがあるので。
彼女達はご両人共、昨年安く買ったとの事。プラスチックだともいう。
若い人達は年始にのみ使う物はそれで良いのかと初めて知った。
私達がブラジル帰国当時 私は日本の新年にはどうしてもないと
ダメだと思い高かったが塗りのを一生懸命に買ったのを覚えている。

 


こういう事を考えていると、、私の子供の頃のお正月を思い出す。
広い畳の座敷にそれぞれに装い身を整え 父を上座に
祖母、姉、私、弟達、母は末席にいて弟達の世話、 控えめな母だった、
60年も前の事なのです。
黒塗りの御膳にそれぞれにぶりのお雑煮とその他は覚えてはいないが
かずのこ、黒豆、おなます位だったか?
父が家長で順々に少し控えめな母まで・・・そんな昔の一家だった。
その時の雑煮椀 私が持っているが、この際、弟に一部送る。
古いものへの思い出、この年代の価値観か・・な。?
当時の家族の事も思いだす。


嫁達の、今の時代の判断は当然の事なのかなあ~
 時代と共に価値観も変わる。
お屠蘇を祝うという気持ちだけでも良い。かと思う。。
 


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